Nachwort

あとがき

Nachwort
    あとがき

こんにちは、燈台海月です。

Derデァ Geschichteゲシヒテ vonフォン Bäumeボイメ undウント Steineシュタイネ、「樹と石の物語」をお読みいただき、ありがとうございます。

このタイトルを選んだのは、オーベルシュタインを最もよく形容する言葉が「木石」ではないか、と思ったのがきっかけでした。実際には表面上よりずっと熱い男であることは、皆様ご承知のとおりですが、少なくとも同時代の人にはそう見えたのではないかと。

Bäume(ボイメ)は木を意味するBaum(バウム)の複数形、Steine(シュタイネ)は同じく石Stein(シュタイン)の複数形です。

バウムはゴールデンバウム、シュタインはオーベルシュタイン、そして犬のアインシュタインともかけてあります。また、物語中、オーベルシュタイン家の墓所は石灰石(kreidestein)の岩壁にありますが、彼が眠ったのは森の木々の下でした。

 

銀英伝を愛する方々には、それぞれに解釈がありますが、もしこの物語をお気に召していただければ、大変嬉しく思います。

1年をかけてゆっくり書きました。完全燃焼しましたので、今後の更新予定はありません。

最後に、私に多くのインスピレーションを与えてくれた次の詩をご紹介して、お別れします。

2015年11月1日 燈台海月
 
In die heitre freie Bläue 快活で自由な青の中に In die unbegränzte Weite 制限されない広がりの中に Will ich wandeln, will ich wallen 私は静かに歩んで生きたい。 Nichts soll meine Schritte fesseln. 何も私の歩みを縛ってはならない。 Leichte Bande sind mir Ketten 軽やかなリボンは私にとって鎖であり Und die Heimat wird zum Kerker. 故郷は牢獄となる。 Darum fort und fort ins Weite それ故に、さらに、さらに広がりの中に Aus dem engen dumpfen Leben. 狭い馬鹿げた生を出でて。 ――カロリーネ・フォン・ギュンダーローデ(Wikipedia)
vorherige